株式会社アークエッジ・スペースは、海洋のデジタル化を実現するVDES衛星の軌道上実証を行います。2023年度の打ち上げ、2024年の軌道上実証を目指します。
VDESは、VHFデータ交換システム(VDES: VHF Data Exchange System)の略称であり、陸上・海上におけるVHFデータ交換および、AIS(船舶⾃動識別装置)及びASM(AISを応⽤したメッセージ交換)をまとめた総合的なVHFデータ交換システム(VDES)であり、今後の船舶識別や安全航行、海上のデジタル化の基盤インフラとして期待されています。 株式会社アークエッジ・スペースは、経済産業省「超小型衛星コンステレーション技術開発実証事業」によって開発される衛星バスシステムを活用し、本VDES衛星の実証機を2023年度に開発し、2024年までに軌道上での実証運用を目指します。その後、複数機コンステレーションを実現いたします。 アークエッジ・スペースは、本事業を契機に、弊社の6U衛星による、海洋の安全航行、デジタル化に貢献して参ります。
アークエッジ・スペースの6U衛星コンステレーションプログラムが、経済産業省「超小型衛星コンステレーション技術開発実証事業」として採択されました。2023年より随時6U衛星を打上げ、2025年までに7機の衛星による実証を行います。
株式会社アークエッジ・スペースは、経済産業省「超小型衛星コンステレーション技術開発実証事業」(令和3年度 産業技術実用化開発事業費補助金)に採択されました。 世界的に、超小型衛星コンステレーションの構築が急速に進められております。短納期・低コスト化を実現する10kg級程度の6U衛星の実利用が期待されており、衛星データ利用をより身近なものにすることが期待されております。 アークエッジ・スペースは、本事業により「IoT通信」、「地球観測」、「海洋DX」、「高精度姿勢制御ミッション」の4つのテーマに対応した6U衛星7機の設計開発から軌道上運用までを2025年までに実現することで、6U標準汎用バス及びその生産・運用システムの開発・軌道上実証を行い、市場の多様なニーズに迅速且つ柔軟に対応する多種類複数機生産の実現を目指します。 アークエッジ・スペースは、本事業を契機に世界中の政府・研究機関及び民間事業者に6U衛星プラットフォームを提供し、SDGs達成、地球課題解決や持続可能な宇宙産業の創出に貢献して参ります。
インキュベイトファンド、リアルテックファンド他より、シードラウンドにて4億円の資金調達を行いました
株式会社アークエッジ・スペースは、インキュベイトファンド、リアルテックファンド他より、シードラウンドにて 4 億円の資金調達を行いました。この度の資金調達により、超小型衛星開発の事業化を推進することで、衛星利活用における参入障壁を下げ、開発課題の解決により多くのプレーヤーが臨めるインフラを確立します。 インキュベイトファンド 代表パートナー 赤浦 徹氏 「アークエッジ・スペースは小型人工衛星(3U、6U)において世界最先端の開発力と世界中にネットワークを持つチームであり、世界の宇宙産業をリードする会社であると期待しております。代表の福代氏、CTO の松下氏とのご縁により出資をさせて頂くこととなり、大変嬉しく思っております。これから日本のスペーステクノロジーを世界へ羽ばたかせるべく、全力でご支援して参る所存です。」 リアルテックファンド グロースマネージャー 小正 瑞季氏 「世界的に光学衛星、SAR 衛星、通信衛星等の小型衛星コンステレーション計画が進捗する中、今後はさらに小さくかつ高性能な超小型衛星が地球周回軌道上で活躍する時代が到来し宇宙産業を成長させることが見込まれます。また中長期的には深宇宙探査においても超小型探査機の活用が期待されます。極めて高い技術力を持ち、地球上の様々な課題解決と人類のフロンティア拡大に大きく貢献し得る当社をリアルテックファンドは全力で支援してまいります。」