当社の衛星

Our Satellites

アークエッジ・スペースの超小型衛星

当社の小型衛星は、世界で初めて小型衛星の開発・運用に成功した東京大学中須賀・船瀬研究室の先進的な技術をベースとしています。

月面・深宇宙の先進的な技術と、地球周回軌道の商用衛星の技術の成果を相互に活用することで、超小型ながら高い性能を実現しています。

アークエッジ・スペースの小型衛星の3つの特長

アークエッジ・スペースの小型衛星の
3つの特長

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01. 多様なミッションに対応可能な衛星

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02. 迅速・高効率な衛星量産体制

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03. オープン思想の宇宙開発の提供

01. 多様なミッションに対応可能な衛星システム

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多様なミッションに対応可能な
衛星システム

アークエッジ・スペースの衛星バスは、地球観測から通信、測位・位置情報、更には月インフラ、深宇宙探査など多様なミッションに対応可能な汎用的な衛星システムを採用しています。

バス汎用化による信頼性の確保
軌道上実績のあるバス部を汎用化することで衛星プラットフォームとしての信頼性と堅牢性を確保しています。

バス部のモジュール化・規格化
衛星のバス部(共通部)は、内部の構造等がモジュール化・規格化されており、地球観測用カメラや通信機等を搭載するカスタマイズ部(ミッション部) を明確に分けた設計を採用しています。

多用なミッションへの対応
バス部(共通部)とミッション部(カスタマイズ部)は、柔軟な設計変更を実現するミッションインターフェース(MIF)で接続されており、MIFのみ変更することで、バス部の設計変更を最小限に抑えて多用途に活用することが可能です。

また、IoTデータ収集、海洋通信、測位・位置情報、衛星リモートセンシング、月インフラ、深宇宙探査など、幅広い用途での開発・運用実績があります。

02. 迅速・高効率な衛星量産体制

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迅速・高効率な衛星量産体制

アークエッジ・スペースでは、衛星の設計から、組み上げ、統合試験までの生産工程の各所においてデジタル化を推し進めており、効率的な衛星量産体制を実現しています。

衛星試験システム
宇宙環境を緻密に模擬したSILS※1、HILS※2を用いてハードウェア・ソフトウェアの両面から効率的に試験・検証するプロセスを構築

※1 SILS:Software-In-the-Loop-Simulation
※2 HILS:Hardware-In-the-Loop Simulation

生産情報管理システム
要求、設計情報、部品・統合試験結果の全ての情報を関連付けて蓄積

03. オープン思想の宇宙開発・利用プラットフォームの提供

03
オープン思想の宇宙開発・
利用プラットフォームの提供

アークエッジ・スペースでは、衛星搭載ソフトウェアの開発、衛星の開発・検証環境の構築、衛星運用、衛星データ解析等の各工程において、東京大学の技術をベースに独自に開発した先進的な衛星関連ソフトウェア・システムを活用しています。

これらのソフトウェア等は可能な限り、オープン化、標準化がなされているため、衛星ーミッション間も含めた関係者間の調整の円滑化や、柔軟かつスピーディな衛星の開発・実装・運用に貢献します。

衛星関連システムのオープンソース化
アークエッジ・スペースでは、いつでもどこでも誰でも衛星開発・運用に参加できるということを目標に、東京大学の開発成果をベースに更に高度化するとともに、衛星搭載ソフトウェアも含めた地上・衛星システムのソフトウェアをオープンソース化(OSS化)しています。

これにより、従来の衛星開発におけるシステム間のインターフェース調整の煩雑さや、その結果として生じる追加作業の発生等を抑制し、衛星ミッション開発者や衛星運用担当者にとってスムーズ且つ低コストな開発・運用を実現します。

衛星システム-地上局間通信の標準プロトコル化
アークエッジ・スペースでは、衛星システム内や地上局を介したユーザー・運用担当者との通信を通信経路によらず標準プロトコル化することで衛星開発・利用に関わるコミュニケーションコストを低減しています。

この通信プロトコルは実装も含めて公開されており、広く活用されることで大学・研究機関等で開発された技術の円滑な社会実装に寄与します。

宇宙開発・利用プラットフォーム開発のコミュニティ化
アークエッジ・スペースでは、上記のようなソフトウェアオープン化やプロトコル標準化の取組も含め、宇宙以外も含めた幅広いエンジニアやステークホルダーが集う開発コミュニティの形成に取り組んでいます。

近年の人工知能技術の発展など、宇宙以外も含めた先進的なソフトウェア技術やエンジニアの知見を取り込むことで、先進的で汎用性のある衛星システムや、その上に搭載されるアプリケーション開発の基盤提供を実現します。

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