衛星VDES(VHF Data Exchange System)は、大型船舶等に搭載が義務付けられている現行AIS(船舶⾃動識別装置)の発展版であり、海上の船舶と双方向のデジタル通信を行うことができる次世代の海洋情報インフラです。
AISと比べて、通信速度の向上、双方向通信の実現、やりとりできる情報の自由度向上等の機能拡張が行われているため、海上安全情報の一斉配信や海上業務におけるアプリ利用など、今後の船舶の安全航行、海上のデジタル化に向けて活用することが期待されています。