アークエッジ・スペース、キルギス共和国/気候レジリエンス強化に向けた地理空間情報プラットフォーム・気候変動/洪水予測実証事業が、経済産業省の令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)に採択

超小型衛星コンステレーションの企画・設計から量産化、運用まで総合的なソリューション提供を行う株式会社アークエッジ・スペース(本社:東京都江東区、代表取締役 CEO :福代孝良、以下「アークエッジ・スペース」)は、キルギス共和国/気候レジリエンス強化に向けた地理空間情報プラットフォーム・気候変動/洪水予測実証事業が、経済産業省の令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)に採択されたことをお知らせします。
この度、採択された事業は、キルギス共和国において、衛星データとAI・シミュレーションを組み合わせた洪水・気候変動予測ソリューションの実証を行い、運輸インフラのレジリエンス向上や防災・気候変動適応政策の高度化、中央アジア地域での展開基盤整備に資する取り組みを推進することを目的としています。

本事業では、キルギス共和国における洪水リスクおよび気候変動影響の予測技術の適用可能性を検証するため、以下の取り組みを段階的に実施します。

■データ収集および現地状況の把握
キルギス共和国関係機関と連携し、河川水位・流量、降雨量、過去の洪水被害情報、インフラ被害記録、既存のインフラ設計基準等のデータ収集および現地状況の把握を行います。観測インフラが十分に整備されていない地域については、衛星観測データを活用することで地上観測の不足を補完し、解析基盤の構築を進めます。

■衛星データ解析基盤の構築
当社が開発・提供する衛星画像解析のWebベースGISプラットフォーム「ArkEdge Insights®」を活用し、キルギス国内の流域特性や過去の水文状況を解析します。衛星データと地上観測データを組み合わせることで、洪水予測モデル構築に必要な解析環境を整備します。

■洪水予測・気候変動予測モデルのローカライズ
水文シミュレーションおよびAI技術を組み合わせた洪水予測・気候変動予測モデルを構築し、現地の地形特性やデータ整備状況に応じたローカライズを実施します。入手可能な範囲で過去の洪水事例を対象とした再現解析を行い、衛星データによる浸水痕跡や被害状況と照合しながらモデル精度の向上を図ります。  

■行政ニーズとの適合性評価
予測結果をキルギス運輸通信省等の関係機関と共有し、災害発生時の初動判断や道路・橋梁等の維持管理への活用可能性、さらには将来的な気候適応型インフラ設計基準の検討への応用について議論を行います。行政プロセスや実務ニーズを踏まえたフィードバックを反映し、「データ収集→解析→モデル改善→評価」というプロセスを繰り返すことで、現地行政ニーズとの整合性を確認します。

本実証は、2026年4月より開始し、2027年2月までの期間で、初期協議・データ収集からモデル構築、再現実験、成果取りまとめまでを段階的に実施する予定です。

本事業を通じて、キルギスにおける早期警戒体制(EWS)の高度化や、気候変動影響を踏まえたインフラ整備・維持管理の高度化に貢献するとともに、中央アジア地域における防災・気候変動適応分野での日本発の高度技術の展開基盤を構築してまいります。

■株式会社アークエッジ・スペースについて
アークエッジ・スペースは、超小型衛星コンステレーションの企画・設計から量産化、運用まで総合的なソリューション提供を行う宇宙スタートアップ企業です。

“衛星を通じて、人々により安全で豊かな未来を”実現することを目指し、今後は地球観測、船舶向け衛星通信(衛星VDES)、光通信、低軌道衛星測位等に対応した超小型衛星コンステレーションの構築を実現するとともに、月面活動にむけた衛星インフラ構築や深宇宙探査など、多様なミッションニーズに対応する宇宙の開発利用を推進します。

本社所在地 :東京都江東区有明一丁目3番33号ドーム有明ヘッドクォーター3階
代表取締役CEO :福代 孝良(ふくよ たかよし)
設立 :2018年7月
WEB https://arkedgespace.com/

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